まちで見かけるあの看板!?

2017/04/29 YAOLAの日常
タグ:工場見学

今日からゴールデンウィークの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

帰省の手土産に「やおのオハコ」をどうぞ!

こんにちは、枡谷です。

 

今日は、工場見学レポートです。

つくづく実感しますが、八尾には面白いものづくり企業さんがたくさん!

今回ご紹介するのは「株式会社ポップ工芸」さんです。

 

八尾に住んでいれば、ご存知の方も多いのでは。

外環沿いを走っていれば目にしたことあるはず、この看板。

そうポップ工芸さんは、立体・造形看板を製作されている企業です。

 

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お話いただいた中村社長です。

もともとはサラリーマンをされていましたが、

あることをきっかけに独学で勉強され、今に至るそうです。

 

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社長が初めて作られた作品。

道頓堀にある金龍ラーメンの迫力ある看板です!

この壁から出てくる感じが迫力ありますよね。

 

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今まで、どんな作品を造ってっこられたのかを聞くと、

出てくる、出てくる、誰もが知っているものばかり。

これもそうです。奈良のせんとくん。

奈良のまちにせんとくんが登場し始めたころは、

すべてポップ工芸さんによるものらしいです。

 

過去のブログをチェックしてみてください。

ちょっと怖い?風景が見られますよ。

ブログ内を「せんとくん」で検索してみてください。

↓↓↓

http://zoukeikanban.com/category/blog/

 

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大きなものから、小さなものまで様々なものを造らています。

造る過程の一部ものぞかせてもらいました。

 

まずは発砲スチロールを削り出します。

 

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こんな道具を使います。

 

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大量生産するときは、FRPという樹脂で型を造ります。

 

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依頼主から、ある程度の設計図的なものはもらえるそうですが、

ひどいときは前方から見た絵だけが渡されるそうです。

そのときは、横・後姿を想像して、立体的に仕上げていくそうです。

 

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エアースプレーや筆で色付けもして完成です!

 

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平面から立体にする想像力。

いかにホンモノらしく見せるか、その表現力。

実際に完成していく様子を見ていると、すごいとしか言いようがありません。

中村社長は、「TVチャンピオン2「発泡スチロール王」第4回チャンピオン」でもあるのです!

 

これから、まちを歩くとき面白看板を見たら、

それはポップ工芸さんが造られたものかも知れませんよ!