黄色い顔に 赤帽子

2014/10/10 やおのこと

こんにちは、枡谷です。

 

早速、でで~ん、みなさんご存知ですよね?

 

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そうフエキくんです。

今日は、「不易糊工業株式会社」をご紹介。

 

このフエキくん「のり」の正式な商品名って知ってます?

「どうぶつのり イヌ」なんです。

1975年から販売され、当初は、イヌ(=今のフエキくん)、ゾウ、ウサギがいたんです。

でも一番人気があったのはイヌで、それが残って今になったみたいです。

「元祖ゆるきゃら」って思えるぐらいの年期ですね。

 

 

さてさて、その「のり」はどのように作られていくのかな??

 

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とうもろこしでんぷんと水をなじませ、混ぜていきます。

 

 

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できあがったでんぷんのりは貯蔵タンクへ

 

 

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天井からのりを入れる容器が流れてきます。

 

 

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こ~んな風に。この風景、衝撃的でした。

 

 

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順番に容器へのりを注入して

 

 

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黄色いヘラを入れて

 

 

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フタをしたら、はいっ完成!

 

 

 

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さらに、不易糊工業の渡辺さんに動物のりのすごさを教えてもらいました。

 

こどもが使うものだから徹底的に追求したポイントとして、

・無害(食べても大丈夫。でも食べないでね)

・液化しない

・カビもはえない

・凍結しても解凍すれば元通り

の4つだそうです。

 

普通は劣化防止のためホルマリンを使用するそうですが、フエキのりは不使用。

17年かけて、天然の原料で、この品質を作り上げたそうです。

すげー、職人魂を感じられますね。

 

そんな動物のりの使用期限も聞いてびっくり!

確認が取れたもので25~30年前の古い商品が使えたらしいです。

一応、メーカー保証で2年ってことにしてあるみたいですけど。

私が幼稚園の頃に使っていたのりが、今も使えるってことですね、すごい・・・。

 

こんな話を聞くと、もうフエキのりしか使えないですね!

 

 

 

不易糊工業株式会社

http://www.fueki.co.jp/