幼稚園でおなじみの

2017/03/04 YAOLAの日常
タグ:工場見学

少しずつ暖かくなってきましたね。

春は好きだけど、花粉の季節にびくびくしながらの今日この頃。

枡谷です。

 

先月に引き続き、今回も工場見学レポートです。

誰もが知っている、幼稚園でおなじみのあれを作っている企業さんです。

 

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でで~ん、そうフエキくん!

実は八尾生まれなんです。

知ってました?

 

フエキのりを製造している不易糊工業株式会社は、明治19年(1886年)創業。

100年をかる~く超える歴史ある老舗です。

企画開発室の渡辺さんに、色々教えてもらいました。

 

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まず、黄色い顔に赤い帽子のフエキくんの糊、正式名称は「どうぶつのり イヌ」なんですって!

1975年にホルマリンなどを使用しない安全・無害なでんぷんのりが誕生。

どうぶつシリーズとして、ウサギ・ゾウ・イヌと3種類ありました。

そこから月日が経つ内に、人気、不人気の関係もあり、最終的に残ったのが「イヌ」。

これが、今のフエキくんにつながっています。

 

でんぷんのりの作り方。

まずは原料のとうもろこしでんぷんを入れて。

食品原料で作るから安全・無害なんです。

僕も幼稚園の頃、遊びで食べてましたフエキのり。

 

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まぜまぜ、こねこね。

とりあえず完成です!

 

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できたのりは、タンクで少し寝かせてあげるそうです。

 

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できあがったのりを、容器に充填。

 

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容器は2階の倉庫にあって、天井からパイプをつたって流れてきます。

面白い光景でした。

 

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容器にのりが充填された後、その上に薄い紙とヘラを入れてます。

ここは、すべて手作業でされていました。

意外とアナログな面もあるんですね。

 

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最後に蓋を閉めて、はい完成!

これは、どうぶつのりではなく、ひまわりのりという商品。

これも見たことありますね。

 

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子どもの頃、遊びで食べていましたが、

こうやって製造の裏側を見せてもらうことで、

その安全性が本当だったんだと思いました。

 

この「でんぷんのり」の開発には、なんと17年もの歳月を費やしたそうです。

でも、子どもが直接手で触れるものなので、そこにはとことんこだわったそうです。

愛くるしい顔してますけど、あの中にはすごい技術と職人魂がギュッと詰まっているんです。

 

今は、その技術を応用してフエキコスメも製造されています。

これまた、すごくかわいいです。

 

僕の親も、僕自身もフエキのりにはお世話になってきました。

そして、僕の子どももお世話になっていますし、孫も同じくなるでしょう。

この先、何世代フエキのにのお世話になるんでしょうね。