久々の工場見学♪

2017/02/04 YAOLAの日常
タグ:工場見学

こんにちは、枡谷です。

 

皆さん、ハリケーンランプって知ってますか?

文字通り、「嵐の中でも消えない」ランプで、アウトドア用品として使用されています。

そんなハリケーンランプの日本唯一のメーカーであるWINGED WHEEL(ウィングド ウィール)が、ここ八尾市にあります。

 

最近、YAOLAで一番気になっていた企業さんで、

「一回、工場見学行ってみたいよね~」

と話していたところ、思いがけないご縁もあり訪問させてもらえることに。

YAOLAとしても久しぶりの工場見学。

工場見学って楽しいですよね~♪

 

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当日、お話を聞かせてくれたのは、代表取締役の別所 由加さん。

手に持っているのがハリケーンランプです。

お母さんから引き継いで、5代目だそうです。現在、WINGED WHEELで唯一の職人。

ということは、日本でただ一人のハリケーンランプ職人ということです!

 

別所さんが小学6年のときに会社が倒産したものの、

お母さんがハリケーンランプを製造し続けていたそうです。

その後、職人さんが急に亡くなられ、存続の危機をむかえたときに、

別所さんが引き継いだそうです。

しかし、造り方も何もわからない状態で、プレス機の操作を覚えることなど、

それはもう大変だったそうです。

職人の世界に「女は入ってくるな」みたいな状況だったそうです。

 

ハリケーンランプには、色々なタイプがあるけど、今、別所さんが復活させようとしているのが、

この「#500ハリケーンランプ」いうもの。

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別所さん曰く、

「海外製のものもたくさんあるけど、うちのハリケーンランプが一番シュッとしててかっこいい!」

と。

カタログで海外製のものを見せてもらいましたが、確かにおしり(下)の部分がシュッとしている。

わかりますか?シュッとしているんです、シュッと!

 

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右から2番目の赤いランプ「#350ハリケーンランプ」は、もう二度と作れないそう・・・。

 

ハリケーンランプ一つを作るのに、部品が20個ほど、プレス工程は300ほどあるそうです。

別所さんが引き継いでからは、残っていた部品でハリケーンランプを作っていたが、

その在庫がなくなると、部品を造ることからやっていかなくてはならない状況に。

 

でも、昔の職人さんは長年の経験と勘で製造していたため、

詳しい製造工程などの記録が残っておらず、「#500ハリケーンランプ」を復活させるために、

・この部品を作る金型はどれ?

・こういう形にするために必要なプレス工程は?

から始める必要があったそうです。

 

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工場の中にある膨大な金型。この中からAという部品を作るために必要な金型Aを探し、

また、どのようなプレス工程を経れば、完成形になるのかを解読しているそう。

 

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解読できた工程は、技術を引き継ぐことを意識して、きちっと記録されていました。

膨大な量の手書きノートです。

話を聞いていると、ものづくりというよりは、古文書の解読をしているように思えてきました。

話を聞いている凡人の僕には、もう良くわからない状況に。別所さんの情熱に圧倒された・・・。

 

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ハリケーンランプの他にオイルランプも造っています。

高級ホテルやレストラン、結婚式場で利用されているそうですが、

こんなランプが家に一つあると素敵。

 

近い将来、すべての部品が、5代目 別所 由加さんの手で造られたハリケーンランプに火が灯ります。

楽しみですね♪