【2016年12月】の記事

やおみくじ

年の瀬も慌ただしい中みなさまいかがお過ごしでしょうか?

部屋の掃除がいまだ手つかずの工作担当・冨吉です。

 

今日は

おみくじ作りたい、の一言からはじまったプロジェクト

「やおみくじ」についてお話しします。

 

 

・やおみくじとは

八尾の特徴や名物をおみくじにして伝える企画。

吉凶よりも説明で何が語られているかが大切。

みくじ文やイラストは全て©YAOLA。

 

 

神社やお寺をみて回るのが好きな冨吉ですが、

いつかおみくじを作りたいという野望を心に秘めておりました。

 

ことの発端は8月。

YAOLAの企画会議で何の気無しに「おみくじを作りたい」と言ったところ、

「八尾のおみくじ…やおみくじでいける!」とあっさり作ることが決まりました。

(そこらへんほんと話がはやい)

 

八尾の特徴や名物を書き出す作業からはじまり、

みくじ文を思いついたら表に書き込んでいき、

40個程集まったところで選抜総選挙(所要時間5分)を行いました。

 

そこに冨吉が思いつくまま絵を描き

 

農業から先端.png           河内音頭.png

 

デザイン担当の古島さんにきっちりまとめていただきました。

(どんなおみくじになったのかは後ほど!)

 

 

そうして出来上がった14種類のおみくじ。

初お披露目は河内音頭まつりでした。

一枚一枚思いを込めて折り、フエキ君の中に入れていきました。

 

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何が出た??と聞いて回る冨吉

 

 

力作なのでいまここで全部披露したい

けど、おみくじはひいてこそ意味があるもの…

来年はやおみくじをたくさん世に出したいと思います。

 

 

…だけどこれを読んでくれているみなさまに2017年の運試し!

「やおら」の文字のどれか1つを選んでクリックすると…!!!!

(スマートフォンから見ている人はブラウザの戻るボタンで戻って来てね)

 

  

 

*吉凶よりも説明で何が語られているかが大切!

 

本年は誠にお世話になりました。

来年もどうぞYAOLAをよろしくお願いいたします。

 

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【おまけ・やおみくじ落選文】

3日間食卓に紅たでしか出ない / 枡谷 (お腹すくね!)

高安。高いのか安いのか。/ 古島 (地名ツッコミ~!)

帰っておいでよ桑田真澄 / 安川(野球ネタ!)

おいしさは人を情けない顔にさせる / 冨吉 (そもそも八尾関係ない)

 

 

それではみなさまよいお年を〜〜

普段の活動

2016/12/24 YAOLAの日常
タグ:会議

こんにちは。YAOLAのデカい人・安川です。

先月はYAOLAのポートレートを撮りました!写真家の長谷川さん撮影。いつもお世話になっております。

 

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みんな並ぶと僕が一人デカいのが目立ちます。 間に178~182cmぐらいの人がメンバー入りするとちょうど良いよね〜という話で20秒ほど盛り上がりました。

 

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撮影は八尾の久宝寺緑地。初めて奥のほうまで歩きましたが、この芝生広場とか気持ちよくて最高です! バーベキューできるところなどもあるようです。自然豊かでいいところ。

ここ4週、ブログでYAOLAのプロジェクトについて、各々担当者から説明してきました。 みんなが別の仕事をしながら、得意技を持ちながらYAOLAを運営しています。

それぞれのプロジェクト、みんなで力を合わせて動かしていますが、自分の得意技を生かしたものを担当しています。 仲もよく、良い関係のメンバーです。

今回は、もうちょっと具体的に、今どんなことを進めているかを書きたいと思います。

YAOLAは隔週に1回会議を行うと決めています。

 

11月中旬 八尾市跡部本町のcafe floにて会議。

 

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11月後半久宝寺緑地でポートレート撮影ののち、八尾高近くのガストで会議。

 

12月中旬 天王寺・あべのハルカス MUJIcafeで会議

 

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こんな感じです。 各々別の仕事をしているので不定期ですが、2週間に一回を目標にしています。

 

最近の議題はこんな感じです。

■「やおのオハコ」のこれからについて 別のver.を出したい!と思っているし、リクエストもあり、アイデアを出し合いながら次にふさわしいものを検討しています。アイデア出まくりですが、商品化することの難しさも痛感しています。

■広報の話 ついにブログ再開しました!facebookページもできました。 伝えたいことが多すぎて、交通整理中です。

■来年3月、ハッピーアースデイについて 毎年お世話になっている、ハッピーアースデイについて、来年も関われそうです。 どうしようああしようと内容検討中です。 出店だけではなくて、ちょっと演出をお手伝いする、というのもたまにあります。

■しこうさく所、どうしていく? イベントに呼ばれて出店することが多かったのですが、今年は数回自分たちで場所を借りて開催しました。 これから、工作のキットとしてパッケージ化したり、内容をリスト化できるともっと声かけてもらいやすいかもですね、みたいな話をしてます。

その他、「前掛け欲しくない?」とか、「八尾のあそこの店が美味しい」「自分のパソコンが潰れまして..」とか。 来年は工場開きツアーをやりたい!という新プロジェクト構想もあります!やりたい!

冬場はイベントごとも少ないので、最近は落ち着いてプロジェクト内容を整理したり、 来年に向けての準備を始める頃、という感じです。 春とか秋はイベントごとが多くて、毎週のように顔をあわせることもあります。

やってることはいろいろですが、どれも楽しみな活動なので、話がつきません。

 

26日にはYAOLA忘年会!1月8日にみんなで八尾戎でお参りしてから年間スケジュール設定会議です! 来年のYAOLAもお楽しみにしていてください。

「やおのオハコ」とは

2016/12/17 YAOLAの活動

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どうもこんにちは、YAOLAのデザイン担当、古島です。

ここ数週間、「YAOLAの仕事」というテーマで、YAOLAの活動をご紹介しておりますが、

僕からは、YAOLA初の企画商品「やおのオハコ」についてお話ししますよー。

 

みなさん、「やおのオハコ」ご存知ですか?

わざわざこのブログを見に来てるくらいだから知ってるよって?

おぉっ!ありがとうございます。

買っていただいたことはありますか?

…ないですか、買ってください。

 

 

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どどん!これが「やおのオハコ」です。

 

ご存知でない方のためにご説明しますと

「やおのオハコ」は、ものづくりのまち・八尾の良い商品(得意ワザ)を集めた

ギフトボックスです。

「十八番(オハコ)のお箱」というわけですね、ええ名前ー。

 

さて、ものづくりのまち・八尾では、日々、当たり前のように良いものが作られています。

研究開発に途方もない時間がかかっていたり、

会社でただ一人のおっちゃんの奇跡みたいな職人技で成立してるような商品が、

毎日粛々と生み出されています。

朝来て、神業連発、定時に帰る。これが週5です!恐ろしい!

 

とまぁ、そういったものづくり精神に溢れた八尾生まれのギフトボックスが「やおのオハコ」です。

 

中身はこんな感じ。

 

 

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・八尾を代表する美味いポンズ「旭ポンズ(旭食品)」

 

 

 

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・小さい頃誰もが使ったであろう「フエキのり(不易糊工業)」

 

 

 

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・和三盆こんぺいは、原材料和三盆100%!「コンペイトウ(大阪糖菓)」

 

 

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・鉄道を細やかなディティールで再現「ハシ鉄(ダイワトーイ)」

 

 

あと、フエキさんのコスメ事業よりその時々によって

洗顔フォームやハンドクリームなどが入ってます。

(え!フエキさんのコスメ事業ってなに!?と思われた方、コチラへ)

 

商品はもちろんすべてメイドイン八尾ですが、

実は、この箱も八尾のパッケージ会社である高田紙器さんで作ってもらっています。

どうですこの徹底ぶり!

 

 

ちょうど先週のブログで我らが班長・枡谷さんが

「ものづくりのまち 八尾には優れた商品がたくさんあります。

普段、身の回りで何気なく使っているモノの中にも。

でも、それが八尾生まれだということは、あまり知られていません。」

と書いていましたが、

八尾の人でも旭ポンズやフエキのりが八尾生まれだと知らない人も

まだまだおられます。

ですが、みんなに愛されている商品が、

実は自分の地元で作られているものだと分かったら、

たぶんちょっと嬉しいはず。

そして、きっと八尾のことを自慢したくなる。

「このポンズ、八尾で作ってんねんで(すごいやろ)」って。

 

そんな声がいろんなところから聞こえてきたら、

企業さんももっといい商品を作りたくなる…。

この小さな箱から、そんないい循環が作れたら、とか思っています。

 

八尾からどこかへ行くときのお土産に

八尾に来てくれた人へのおもてなしに

百貨店のギフトもいいけれど、

たまには八尾生まれのギフトを贈ってみるのはいかがでしょう?

 

「やおのオハコ」はこちらでお買い求めいただけます。

・YAOLAウェブサイト やおのオハコ注文フォーム

八尾市観光協会

 

 

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最後にリリース記念に田中誠太市長ともパシャり。

自腹でたくさん買ってくださいました。

さすが市長!ありがとうございますー!!

「ものづくりマーケット」とは

こんにちは、枡谷です。

僕からは「ものづくりマーケット」を紹介します。

 

ものづくりのまち 八尾には優れた商品がたくさんあります。

普段、身の回りで何気なく使っているモノの中にも。

でも、それが八尾生まれだということは、あまり知られていません。

そんな商品を展示・販売して、知ってもらうきっかけを作るのが「ものづくりマーケット」です。

 

今では、YAOLAの活動も多岐に渡しますが、「ものづくりマーケット」は原点でもあります。

YAOLAを結成した2013年9月の「ものづくりマーケット in 河内音頭まつり」の様子。

 

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あと、YAOLAのトップページにも使われている画像もこのときに撮られたもの。

僕が1番好きな写真で、勝手に奇跡の1枚と呼んでいます。

棚の上に置かれたネジが色々物語っているんですよね。

 

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あとは、商品展示やパネルで協力企業さんを紹介したり。

 

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2013年以来、河内音頭まつりでの出展は今年で4年目。

次は、どんな感じにしようかなぁ~って、来年の9月が待ち遠しい♪

 

 

他にも色々なところに出展してきました。

これは、八尾の由緒あるお寺「常光寺」での出展。

 

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このときは、同時に行われていたイベントの広報物制作もYAOLAが担当していました。

アートディレクションは、もちろん、古島氏です。

由緒あるお寺が、このようなイラスト、よく了承してくれたよねって話してました。

「藤堂高虎」と「長宗我部盛親」のイラストね・・・。

 

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これは、京セラドームでの出展。

YAOLAが結成したが2013年7月で、これが8月のことでした。

そう初仕事ですね!

 

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あと、こんな変わったとこにも出展しました。

なんと!住之江競艇場!?

カルチャーショック受けました。

 

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振り返ってみると、「ものづくりマーケット」を通して、ほんとたくさんの人に出会ってきました。

そんな人から、

「あっ!? これ使ってるけど八尾生まれやったんや」

みたいな一言を聞いたときは、すごく嬉しかった。

これからも、この一言をいただくために「ものづくりマーケット」、色んなところに出没しますよ!

 

最後に、今年のものづくりマーケットでの1枚。

 

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「しこうさく所」とは

2016/12/02 YAOLAの活動

お初にお目にかかります工作担当の冨吉です。

 

今年からメンバーとして参加しておりますが、
それ以前からちょこちょことYAOLAのちびっこ担当として、
主に工作ワークショップのお手伝いをしておりました。

 

八尾の子ども達にしゃべり方が違うと指摘され(なぜなら私は愛知県出身)
「あかん」を正しく発音出来るまで言わされたり、
息をするようにボケる彼らに「なんでやねん」とベタな言い方でつっこんでみたり。
八尾の子ども達とは良い関係を築いております。

みなさまこんな工作担当ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

そんな話はさておいて
YAOLAの活動紹介の第2回目として【しこうさく所】のお話をします。

 

しこうさく所とは

八尾のものづくり企業の作っている部品や廃材から何が出来るかを考え、
工作の一部に組み込み、実際に手に触れて身近に感じてもらう工作ワークショップ企画です。


以前工作の参考に
郷土玩具と呼ばれる、日本各地で古くから手作りでつくられ、
それぞれの土地で親しまれてきたおもちゃについて調べていたところ、
おもちゃの材料が「その土地で多く取れるもの」「何かを作った際に出る廃材」など
その土地の特色が出ているということが分かりました。

 

八尾で生産されている糊やハトメなどの部品をつかっておもちゃを作るという行為そのものが
郷土玩具の成り立ちと共通するものがあるなぁと思い、
「八尾のものづくり企業の作っている部品や廃材から何が出来るかを考え、
工作の一部に組み込み、実際に手に触れて身近に感じてもらう工作」という内容で
活動をスタートすることとなりました。


私はYAOLAの活動以外でも工作のワークショップを企画運営をしているのですが、
ゆくゆくは工作研究所のようなものを設立して、所長と呼ばれたい!という夢を語った所、
それYAOLAで出来るんじゃない??と話が膨らみました。

 

何度も重ねた会議の結果
「試行錯誤」という言葉をもじって「しこうさく所(しょ)」という名前が決まりました。

ロゴの下の「試」「考」「作」「所」には

「試す」「考える」「作る」「場所」という意味があります。


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具体的にどんな活動を行ってきたかというと

 

もうYAOLAではすっかりおなじみの「不易糊工業株式会社のフエキのり」をつかった紙風船づくりや

 

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カネエム工業株式会社のハトメ」をつかったハトメ人形づくりなど。

 

*ハトメとは布や革、紙などの素材にあけた穴を補強する金具のことで、
身近なところでは靴ひもを通す穴や、ひもで綴るファイルなどに使われています。
そのハトメを使って紙同士をつなげると、その金属部分が関節のような働きをします。

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(両ワークショップの詳細はこちらで詳しく書いております。合わせてご覧下さい!)

 


この【しこうさく所】は
①考える
②自分でつくる
③日常で見つける
を常に頭において工作ワークショップを行っています。
私は特にこの③の「日常でみつける」ということが大切だと思っています。
ものづくり企業の技術や製品がいかに身の回りに溢れているか、
それを生活の中で見つけて、身近に感じてもらうことで、
土地への愛着が生まれるのではないかと考えるからです。

 

八尾のものづくりを工作を通してアピールしていくことはもちろん、
これを使って何が出来る?どういう遊び方が出来る?ということを
子ども達と一緒になって考えていく場を作ること
そして八尾の企業と八尾の子どもたちがつながるしくみを作ることが目標です。

 

子ども達から「所長~!ハトメであ~そぼ!」と誘われる日を夢見て
YAOLAのみんなと工作ネタを増やすためのリサーチを日々行って行きたいと思います!

 

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教える教わるの関係が突如ひっくり返り、

そのまま始まった大阪弁講座を受けている冨吉の画像でお別れです。

それではまた来週!